Four legs "Amazonでペット用品(オリジナル)販売 "

ペットの病気(拡張性心筋症)とうまく付き合う方法

大切なペットが病気になってしまったら…と考えただけで悲しくなってしまいますが、気を付けていても病気になる可能性はあります。
しかし我が子が病気になったからといって落ち込んでばかりもいられないのが親です。出来る限りのことはしてあげて病気とうまく付き合っていきましょう。

先天的な病気と宣告されたら…

我が家には現在4歳になるイングリッシュコッカ―スパニエルがいます。生後半年過ぎた時に去勢手術をしましたが、その際獣医さんから「不整脈があって心電図の波形がおかしい」と指摘されて精密検査をしました。その結果「拡張型心筋症」という病気であることが発覚しました。念のためセカンドオピニオンとして大きな動物病院での検査も行いましたが結果は一緒でした。
病院で先生から「完治はしません」「長生きできる保証はありません」という説明を聞いた時は涙が止まらず、まだ生まれてきたばかりなのに…と絶望感でしばらくは気持ちを切り替えることができませんでした。

 

良い獣医さんとの出会いは大切!

最初に不整脈を見つけてくれた獣医さんは、最新機器が揃っている大きな病院ではありませんが、相性の良さを感じたのでそちらで治療を続けることにしました。
落ち込んでいる私に「この子が残りの人生を幸せに暮らせるように頑張りましょう」と声を掛けてくれて少し気が楽になったのが決め手になったのかもしれません。
今も月2回のペースで通っていますが、ウチの犬は大好きな診察台に飛び乗って毎回の心電図を楽しみにしています。

先天的な病気との付き合い方

拡張型心筋症は進行型の病気ですが、ウチの場合は知らない人が見れば病気だなんて信じられないくらい元気でやんちゃです。もちろん心臓への負担を軽減する生活や毎日飲んでいる薬との相性が良いのも大きな原因ですが、獣医さんも「もしかしたら治っちゃったんじゃないか?!」と言うほど健康そのものなので、こちらもついつい病気であることを忘れてしまいます。
もしかしたらそれが進行を遅らせている理由かもしれません。
一番大切なのはストレスを与えないことです。犬とはいえ人間と同じく自律神経があり、ストレスによって悪影響を与えられてしまいます。病気だからと言って「可哀想に」という気持ちで接すると不安な気持ちになりますし、様々な制限があってもそれが「病気だから特別」というわけではなく「それが普通」である環境作りをするのが飼い主としての役目です。
「この子がウチに来たのは何か意味があるはずだ」と信じて、たっぷりの愛情を注げばきっとお互い幸せな人生を送れるはずです。私と娘はお別れしてから後悔しないように毎日「今日も大好きよ」という気持ちを伝えるようにしています。
たとえ少し短い人生でも、この人に飼ってもらえて良かったと思ってもらえるようにしたいですね。

Facebook にシェア

Top