日本の法律は甘すぎる!ペットに保護犬を迎えるという選択
ペットブームに乗ってテレビでも動物番組が増えてきました。そこで目にする機会が増えたのが保護犬の存在です。日本には数え切れないほどの保護犬がいます。里親募集サイトには何万もの犬が登録されていますし、まだ登録すらされていない保護犬も多くいます。
メディアの影響もあって保護犬を迎える家庭も増えてきたのは非常に喜ばしい事ですが、まだまだ沢山の保護犬が存在しているのが現実です。
動物愛護意識が低すぎる日本の法律
昔は野良犬と呼ばれて保健所に保護される犬といえば雑種ばかりでしたが、今はペットショップで販売されているような人気犬種が沢山保護犬となっています。これはお金目当てに繁殖をして売れ残った子犬を捨てる悪徳ブリーダーが増えたせいです。
日本では愛護動物を遺棄したものに対して罰金を科される法律がありますが、悪徳ブリーダーが逮捕されたニュースを目にすることはありませんよね。個人的には立派な犯罪なので、厳しい刑に罰されるべきだ!と非常に腹立たしい限りです。
アメリカでは保護犬のみを販売するペットショップがある
アメリカではいくつかの都市で「ペットショップで売られるすべての犬は、シェルターなどの保護施設にいる犬でなくてはならない」という法律が制定されています。人間と一緒に暮らしたい犬が沢山いるのに、わざわざ新しい犬を仕入れる必要はないということですね。
もちろんアメリカにも日本と同様に悪徳ブリーダーは存在しますが、この法律のおかげで徐々に廃業に追い込まれているようです。
動物に対する愛情がないなら動物に関わるべきではない!
動物を飼っている人が全て愛情を持って接しているとも限りません。暑い日も寒い日も外につなぎっぱなしで、散歩もごはんも満足に与えてもらっていない犬もいれば、留守番ばかりでストレスが溜まっている犬もいます。私にしてみればそれも立派な虐待です。
可哀想なペットを減らすには、ただ「可愛い」というだけで動物を飼うべきではないという法律を作るのが一番です。飼う前に審査をしたり、不適合の場合はそれなりの教育を受けることできっと意識が高まるはずです。
日本でも少しでも保護犬が少なくなることを願って
そういう私も今の犬はブリーダーさんから買ったので偉そうなことは言えません。お留守番の時に寂しくないようにと多頭飼いを考えて保護犬を迎えようと考えましたが…獣医さんから「甘えん坊だから多頭飼いには向いていない」と言われたり、先天的な病気が発覚して薬代など経済的な理由もあり諦めました。