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ペットを飼うことは子育てに良い影響を与えてくれる説は本当か?

私が犬を飼っていることもあり、「子供のためにペットを飼おうかどうか迷っている」という悩み相談を受けることがあります。
きちんとお世話をしてくれそうな人には「YES」と答えますが、忙しくてあまり家に居なかったり、きちんとお世話ができそうにない人には「NO」と答えます。
しかし子育てにおいてペットを飼うことが影響するのは間違いありません。

 

ペットが子供に与える影響

子供がいる状態でペットを迎える場合は、当然ながらペットの方が格下の存在になりますよね。自分よりも弱い存在が現れることで、子供はワガママばかり言ってはいられない状態になります。
ウチは小学校に上がる時に娘が「犬が飼いたい」と言い出しました。正直私は前の犬が亡くなった時の悲しみが癒えていなかったので迷いましたが…シングル家庭で一人っ子ということもあり、意を決して10年ぶりに犬を迎えました。
それからというものの旅行はなかなか行けないし長時間留守番をさせるのは可哀想なので犬が一緒に行けるような場所じゃないと遠出もできません。
飼う前に約束を守らないと飼わないとよく言い聞かせておいたので、娘は自分よりも弱い立場の存在に対して「我慢すること」を覚えたわけです。

 

お世話をすることで責任感が湧く

お世話をするのも条件にして飼うことで、責任感を養うことができます。自分がご飯をあげなきゃ何も食べることができないとなれば、子供はペットに頼られているような気分になって嬉しいので、喜んでお世話しますよ。まっこれは最初のうちだけですが…

 

本当の兄弟みたいな関係性を築くことができる

そのうちお世話には飽きてしまいますが、毎日一つ屋根の下に生活をしていることで、子供とペットの関係性は確実なものとなります。
ウチの場合は完全に姉と弟の関係性が成り立っているので、ワンコは私に怒られるとまるで「ママに怒られちゃった」とイジけて娘のところに行きます。娘もそれが嬉しくてギュッとハグしてあげています。
一緒に走り回って遊ぶのも飽きないようで、毎日のように鬼ごっこもしています。
きっとお世話するのは親の仕事で、一緒に遊ぶのが兄弟の仕事なのでしょう。

命について学ぶことができる

順番的に言えば寿命の短いペットの方が子供よりも先に亡くなります。これは未経験ですし、できれば経験したくない気もしますが…。ペットを看取ることで、人生には終わりがくるという現実や、命の大切さを学ぶことができるはずです。
子供は「死」に直面する機会が少ないので、ペットの死によって色々なことを感じるのは貴重な体験です。悲しむ姿を見るのは辛いですが、その日が来ても後悔しないような飼い方をするように教えるのも親の仕事でしょう。

 

飼い方によっては子育てに良い影響を与える!

ペットブームに乗ってペットを飼っている家庭は非常に増えましたが、中には可哀想な飼い方をしている家庭もあります。せっかく飼ったペットなのにろくにお世話もせず放っておいたら、子育てに良い影響を与えるどころか、逆に悪影響を与える可能性もあります。
ペットを家族の一員として迎えてあげればきっとどこでも学ぶことができない人を思いやる気持ちや命の大切さを知ることができるでしょう。

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