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ホントは見えている?「犬の目は見えない」説は嘘だった!

子供の頃母親から「犬は目が見えないけど鼻が良いから何も不自由しないのよ」と聞いた覚えがあります。さらに他の人から「犬は色を識別できないからモノクロの世界で生きている」という話も聞きました。
それ以来なんとなく「犬は目が良くない説」を信じていましたが、今飼っている犬はビックリするほど目が良くて…。目が良いのか食い意地が張っているのかわかりませんが、お米一粒落ちているのも見過ごしません。
ひき肉を炒めていて一粒床に落ちたら音もしないのにバーッとそれめがけて走ってきた時に、犬は目が見えないなんて嘘だと悟りました。

見えるどころか近視も遠視もあった!そこで調べてみたところ…やはり全く見えないようではないようです。と言っても人間の視力で言うと0.3未満なので、メガネやコンタクトが必要な程度ですね。おまけに近視や遠視もあるので、遠過ぎても近過ぎても見にくく、見やすいのは70cm辺りから2、3m辺り先の物となります。
水晶体が人間よりも厚いらしく、ピントをあわせにくいのが原因のようです。

色の識別は人間とは異なる

では色の識別は?というと、こちらも「モノクロ説」は間違いのようです。
私達は基本的に赤、青、緑を基本として様々な色の見分けがつきます。それに対して犬の場合青と緑は識別可能ですが、赤を見分けることができず、赤はグレーっぽく見えているようです。
しかし最近の研究では他の色も識別できるという結果も出始めているので、この先もっと研究が進めば本当は識別できている色の種類も増えるかもしれませんよね。

 

動体視力は人間よりも優れている

視力や色の識別は人間よりも劣っていますが、動体視力は人間とは比べ物にならないほど優れています。そもそも野生動物だったので狩りをする必要があった名残りでしょうね。
人間が見ているテレビなどが犬にはコマ送りで見えていると言われています。
ウチの犬は大好きな近所のおじさんが300mくらい先で手を振っていても確実に認識できますが、それは視力ではなく動体視力が優れているからなんですね。牧羊犬になるとなんと1.5kmくらい先まで見えるようですよ。

 

やっぱり犬には色んな物が見えていた!

私が思った通りやはり奴にはお米もひき肉も見えていたんです。
決して視力は良くないものの、視力0.3あれば全く見えないわけではないですし、近視や遠視があればちょうど良い距離にある物はハッキリと見えているはずです。
ということは私や娘の顔も見えているのかな?どう思っているんだろうな?
それとも食べ物しか見えないのかな…

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