初めて犬を飼う時にはオスにしようかメスにしようか迷ってしまう方もいるようですが、実は犬も人間のように性別によって性格に違いがあります。

私は小さい頃にオスとメスの2匹の大型犬を飼っていましたが、これが面白いほど真逆の性格で幼いながら見ていて楽しかった覚えがあります。

人間の子供と似ているかも！

現在私は4歳のオスを飼っています、これがまた「ザ・男の子」という性格で母親としては愛おしくてたまりません。

ちなみにウチには人間の子供もいてお友達が男女問わず沢山遊びに来ますが、男の子と女の子には明らかに精神年齢に差があります。

いつまでも「おなら」「ウンチ」で大爆笑している男の子達とそれを「バッカじゃないの」という目で見ている女の子達の関係はまさに犬と同じです。

オスは単純で甘えん坊

オスは愛想が良く、特に人間に対しては甘えるのが大好きで、いつも飼い主に遊んで欲しくて仕方がない活発な性格です。

ボールを投げる振りをすると100％騙されて走っていく単純で天真爛漫なところが魅力ですが、その分イタズラをする傾向が強いのでしっかり躾をした方が良いと言えます。

お留守番の時にテーブルに上がってお菓子を食べてしまったり、クッションを破って中身をぶちまけたりするのが得意です。

メスは精神的に大人で落ち着いている

一方メスはと言うと、子犬の頃はオスと一緒にやんちゃな行動をしますが、いつの間にか精神的に自立して落ち着き払った表情でオスのやんちゃな行動を冷めた目で見ています。

オスよりも気が強く、お散歩中にすれ違う犬に攻撃的に吠えるのもメスが多い傾向があります。しかし全体的におとなしくて飼いやすいので、ペットとしてはメスの方が人気のようですね。

友人宅にいるメスのマルチーズは、もはや中2女子くらいの雰囲気を醸し出していて、普段は怒らないパパから怒られた時は３日ほどご飯をボイコットしたそうです。オスでは考えられない行動ですね…

 

飼う時は特徴も考慮するべし！

オスはトイレトレーニングが大変だからと言う理由でメスを飼うという人も多いです。確かにオスはお散歩中でも頻繁に排尿をしてマーキングするので、しつけをしないと家の中でもおしっこを、しかも足をあげて壁にシャーッとされると困りますよね。

一方メスには生理があり、周期は人間よりも長く半年に一度くらいです。しかしヒート期と呼ばれるこの時期は散歩中にオス犬との接触を避けたり、ドッグランなどに行くのを控えたりと気を使わなければいけません。

長い付き合いになるので自分に合った性別のワンちゃんを選ぼう！

どちらの性別だろうが犬は可愛くて私達に癒しを与えてくれる大切な家族です。しかし自分のライフスタイルや性格に合ったワンちゃんを飼うことでお互いにとって幸せになれるので、飼う時には是非性別の特徴も考慮してみてください。