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猫が分離不安症にならないようにするには?

自由気ままな生活が好きなイメージが強い猫ですが、実は飼い主さんへの依存が強くお留守番が長いと寂しくて問題行動をおこすことがあります。これは「分離不安症」と言われる症状で、最近は猫ちゃんにも多く見られる傾向があります。

 

「分離不安症」に見られる症状

  • トイレ以外で排泄する
  • 身体をずっと舐めている
  • 大きな声でずっと鳴いている
  • 人間に対して攻撃的になる
  • 食欲がなくなる
  • 食べた物を吐く
  • 家の中にあるものを壊す

 

「分離不安症」になる原因として考えられること

猫は本来、ある程度成長すると母猫は子猫を自分のテリトリーから追い出したり、子猫を置いて移動をしたりして自立をさせようとします。しかし子猫の頃から人間と一緒に生活をしていると、親離れすることができない場合があります。その結果いつもいるはずの飼い主さんが長時間いないと不安になってしまうのです。

 

どんな時に「分離不安症」になるの?

性格的に寂しがり屋で甘えん坊な猫ちゃんもいます。しかし人間と共存生活をしているうちに徐々に分離不安症になる場合もあります。
例えば飼い主さんの仕事が忙しくなって家にいる時間が減ってしまったり、結婚して生活スタイルが変わったり、子供が産まれて猫と接する時間が少なくなってしまったりすると発症することがあります。
また他の病気にかかって付きっきりでお世話をしてもらった直後や、高齢になって人間の力が必要となった時などに急に発症する場合も見られます。

 

「分離不安症」を解消するには?

では分離不安症の症状が見られた場合はどうすれば良いか?
まずは毎日時間を決めて猫と遊ぶ習慣をつける必要があります。長時間ではなく10分位で構わないので、猫のお気に入りのおもちゃなどを使って集中して遊んであげましょう。
猫のテリトリーを決めてあげる方法も効果的です。飼い主さんが一番長く過ごす部屋にケージを置いて、食事やお水もケージの中に置きます。完全に自分のテリトリーだと認識するまでは、飼い主さんの匂いがついたタオルや古着を入れておいてあげるのも良いでしょう。
またトイレ以外で排泄したり、物を壊したりしても怒らないようにしたり、相性の良い猫ちゃんを新しく迎えて多頭飼いするのも効果的な場合があります。

 

猫の「分離不安症」は飼い主の愛情で治そう!

猫はマイペースで飼い主が居なくても平気だから大丈夫!と思っていても、実はデリケートな猫ちゃんはお留守番が寂しいかもしれません。猫ちゃんの様子をよく観察して分離不安症の症状が見られたら、ご紹介したような解決法を試してみてください。

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