睡眠は私たち人間にとって非常に大切な時間です。しかし犬にとってもそれは同じで、睡眠の質が悪ければ健康的にも良くないですし、ストレスにもなります。
人間も自分にとって寝心地の良い寝床があるように、犬にとっても眠りやすい環境はあります。せっかくならぐっすりと眠らせてあげるために快適な寝床を作ってあげましょう。

 

温度には要注意！

ポカポカして気持ちが良さそうだからといって日当たりの良い場所にゲージやマットを置いても、夏場は暑くて寝ていられません。逆に日が当たらない場所は冬場の寒さが辛いはずです。室内犬にとって温度調節は重要なので、お留守番の時でも快適な睡眠が確保できるように、エアコンが設置されている部屋に寝床を作りましょう。
もちろん犬によっては暑がりの場合もあり出来る限り涼しい所を好む場合もあるので、それぞれの特徴を見極めてください。ちなみにうちの犬は寒がりで、真夏でも炎天下で日向ぼっこをしていることがあります…。暑さよりも寒さの方が苦手のようなので、ゲージの場所は窓際にしていますが、さすがに夏場はカーテンで日陰になる場所にしました。

 

囲われていると安心して眠れる

犬は防衛本能が強い動物なので、寝ている時でもちょっとした物音に反応します。これは寝ている時に敵に襲われる危険から身を守るためですが、周りを囲われていない場所で寝ていると、いつ敵に襲われるかもしれないという警戒心から熟睡できません。
四方を囲われて安心なゲージで寝かせたり、マットの場合は部屋の角に置いてあげると安心して寝ることができるでしょう。

 

皆から見える場所が落ち着く

犬は自分も家族の一員だという意識を持っています。中には自分を人間だと思っている場合もあるでしょう。家族がリビングに集まっているのに、自分だけ他の場所で過ごすのは寂しいはずです。
たとえガヤガヤと話し声がうるさくても、家族が一緒にいるという安心感があるので心配は無用です。できる限り家族の姿が見える所に寝床を作ってあげてください。

 

寝床は清潔に！

ゲージの中に敷いているタオルやマット、ペットマットなど、洗えるものは定期的に洗濯をしてあげましょう。洗いにくい場合はお天気の良い日に手洗いして天日干しをしてください。
清潔にしておかないとダニや菌が繁殖して、皮膚炎の原因になる可能性があります。
これから購入するなら、洗濯機でも洗えるものをおすすめします。

 

犬だって心地よい寝床でぐっすり眠りたい！

私たちよりも睡眠時間が長い犬にとって、お気に入りの寝場所は必要不可欠です。気持ちよさそうに仰向けになって寝ている犬を見ると、こちらまで安心して眠たくなってしまいますよね。
これから長生きしてもらうためにも、快適な寝床を用意してあげましょう。