その遊び方間違っているかも!?犬と遊ぶ時に気を付けたいこと
犬を飼っている人なら誰しも、犬と遊んでいる時は癒されますよね。もちろん犬にとっても飼い主さんと遊んでいる時は一番楽しい時間のはずです。
しかし遊び方によっては犬にとって悪影響を与えてしまう可能性があります。お散歩ではなく家で遊ぶ場合には注意点があるので気を付けてみてください。
犬の遊ぶ時間は人間が決めること
ワンちゃんは「遊ぼうよ~」とおもちゃを持ってきて誘うことが良くあります。そこから飼い主さんとの楽しい遊び時間が始まり、飽きると違う物に興味を示して遊びが終わってしまう。ウチの場合はご飯が終わった後に必ずおもちゃをくわえて誘いに来ます。しかし実はこれは完全に犬が主導権を握っている間違った遊び方です。
理想的な遊びは、遊ぶ時間も遊ぶおもちゃも飼い主さんが決めます。犬と遊ぼうと決めたら自分でおもちゃを選んで犬を誘います。切り上げる時も一声かけておもちゃをしまいます。犬の方が「もっと遊びたいのに!」と思っている時に切り上げると、次回への期待感が高まりますよ。
フローリングに要注意!
犬はフローリングの床で走ろうとするとツルツル滑って走りにくいですよね。犬は走る時にスパイクの役割をする爪を立てますが、フローリングではそれができないので踏ん張れません。その結果ヘルニアや関節炎などを発症することもありますし、滑って転んで骨折する可能性もあります。
フローリングの場合はじゅうたんや赤ちゃん用のジョイントマットなどを敷いてから遊ぶようにしましょう。
犬のおもちゃを無理に取り上げる
遊びを終わらせる時に、無理やりおもちゃを取り上げるのは良くありません。取り上げられることによっておもちゃへの執着心が強くなって、人間がおもちゃに触ったりすると怒るようになるかもしれません。「子供がおもちゃを触ろうとしたら噛んだ」という話を聞くことがありますが、この原因はまさにおもちゃへの執着心です。
遊びを終わらせる時は、飼い主さんがおもちゃを持ったタイミングにするか、「ちょうだい」で犬が自ら放すようにしつけましょう。
興奮させすぎないこと
引っ張り合いなど犬の本能が出てしまう遊びでは、ついつい夢中になって興奮しすぎることがあります。興奮するとコントロールが効かなくなることがあるので、飼い主さんの言うことを聞かなくなると困ります。唸ったり、おもちゃをくわえて激しく振り回したりと興奮している様子なら「ちょうだい」「放せ」と指示して一旦おもちゃを放させます。背中をなでたりしながら5分程クールダウンして、落ち着いたらまた遊ぶようにしましょう。
人間と一緒に楽しく暮らすためには遊び方も大切!
飼い主さんにとっても犬にとっても遊ぶ時間は楽しく、絆が深まる時間です。しかし遊び方をひとつ間違うと、ケガの原因となったり他の人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
いつまでも楽しく遊びながら犬と良い関係を築けるように、遊び方も工夫しましょう。