犬に靴を履かせるメリットとデメリットとは?
先日お散歩の途中で靴を履いているワンちゃんに出会いました。飼い主さんに尋ねたら、歳をとって上手く歩けないから足を保護するために履かせているそうです。特に嫌がることもなく、歩きやすくなったせいかお散歩も積極的に行きたがるようになったとのこと。
最近ネット広告でもよく犬の靴を見かけます。ウチの犬は足の毛が長いので、雨の日はもちろん、雨上がりでも泥が飛び跳ねて足が汚れてしまい、散歩から帰ってきたらお風呂へ直行です。17キロある犬を抱っこしてお風呂場まで連れて行くのは結構辛いので、靴があれば助かるのかな…と思い、犬の靴について色々と調べてみました。
靴のメリットは?
まずは足にケガをしている場合に傷口を保護したり、真夏の熱いアスファルトを歩く時に肉球を保護するというメリットがあります。
また足腰が弱い犬にとって滑りやすいフローリングの上を歩くのが困難な場合がありますが、靴を履くことで滑り止め効果があり歩きやすくなります。
さらにアウトドアに連れて行く場合や災害時にも、鋭利な物を踏んで足を傷つけないように保護することができます。
靴のデメリットは?
長時間靴を履かせていると、人間と同じように靴の中が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。また肉球が炎症を起こしてしまう可能性もあります。
最大のデメリットはストレスです。やはり本来犬は靴など履かない動物なので、違和感があるのも仕方がありません。洋服や靴が好きで全く気にならないワンちゃんもいますが、靴を履いて歩きにくかったり、締め付けられるのを嫌がったりする犬の方が多いでしょう。さらに犬の場合はサイズ選びが難しいですが、靴のサイズが合わない場合もストレスの原因になります。
靴を履かせる時に守るべき注意点は?
もし靴を履かせる場合は、まずは愛犬の足にピッタリ合うサイズを選ぶようにすることが大切です。犬も靴擦れしますし、サイズが合わないせいで歩きにくくなり散歩に行くのが嫌になってしまうことがあります。
まずは靴自体に慣れてもらうために、いきなり長時間吐かせるのではなく毎日少しずつ履かせる時間を長くしていくと良いでしょう。
犬の靴は通気性が悪いですし、噛んで誤飲してしまう可能性もあるので、長時間の着用は避けるべきです。